nHappyもう辛いダイエットの時代は終わり!摂食障害は治せる✨

辛かった本当に辛かった摂食障害が治った。 摂食障害が治ってゆるーく生きられるお手伝いをします✨😊 

一児の母になった私が今自分の親に対して思う事。④

高校を卒業する前日、卒業アルバムが配られました。

みんなに一人一人配られたのになぜか私だけ卒業アルバムが貰えないという事がありました。笑

「え!わたしのは?」と先生に聞いたら

「まだ授業料の振り込みがないからそれに卒業アルバム代も含まれてて君にはまだ配れない」そう言われました。

何ヶ月か授業料を滞納していたようで、

この頃の私はクラスのみんなの前でそう言われたことと授業料を払っていなかった事のショックで落ち込んだことを覚えています。笑


母に電話したら急いでお金を持って学校にきてくれました。急いできてくれて息をハアハアさせながら「ごめんね。寂しい思いさせちゃったね」と言ってくれたのを覚えています。

母が私に対して必死になってくれる姿を初めて見たような気がして、なんだか涙が出ました。

私は元々手がかからない子だったようで、母は病気がちでその後グレてしまった兄に必死に寄り添っていた姿を見ていてヤキモチというか私はいつも後回しなんだなという気持ちがどこかあったからだと思います。


私は末っ子で家族をどこか冷静に見ている自分がいて、ヤンチャな兄に手を焼いている母を見ていたので、私は母にこれ以上負担をかけてはいけないと思い込んでいたようです。

この時は「ヤンチャな兄に手を焼いて怒っていたり疲れていたり落ち込んでいたり、大変な思いをしてる」その部分だけを見ての思い込みでした。


私が母になって思うことは、まだ今は1人の子だけしか育てていないので3人の子を育てた母の気持ちを分かる訳ではないのですが、

もし私が3人子どもがいて上の子の方が手がかかる子で下の子が手がかからなく自己主張が少なかったら、どうしても手がかかる上の子に必死になってしまうと思います。

これは下の子を愛していないというわけではなく、ただ単に下の子が手がかからなくいい子なだけ、下の子は分かってくれていると思ってしまうと思います。


ただでさえ、急にいなくなってしまったり、急に仕事を辞めてきたり、急に暴れたりする旦那と生活して不安定な中、ヤンチャな兄2人と手がかからない私を育てていたら、どうしても手がかからない子は後回しになってしまいますよね。


後回しというか、その言葉が合っているか分からないですがシンプルにただ、手がかからないと思っている子にたいしては安心してしまうというか…笑


それを私は愛されていないと、私の事は見ていないと、心のどこかで思い込んでいたのをずっと蓋をしていました。

母の行動で少しでも違和感を感じたら「愛されていない。私を見てくれない」このことに無意識に結びつけ、愛されていない探しをしていたように思います。


このような思い込みの小さな積み重ねを沢山持っていました。


その時の小さくて大した事ないと思っていることでも、積み重なるとやがて大きなものになります。


大きな不安や寂しさになる前にその都度その感情を言葉にしたり感じ尽くしたりすると、「あ、これは私の思い込みだ。私は後回しにされても愛されてないわけでもないし、価値がない訳ではないんだ。」と気付くことができると思います。

どうしても私が愛されていないとしか感じれない事があったとしても、私自身に価値がなくなるわけではないという事も気付けると思います。

摂食障害になって、治そうと決意し、過去の積み重ねて大きくなってしまった思い込みを少しずつ変換させることができました。

そして、自分の価値は自分で決める事ができることも知りました。

そもそもみんな価値がないなんてある訳ないんです。

価値がない。愛されない。などと決め付けているのは他の誰でもない自分自身でした。


高校を卒業してからの事、母とまた揉めて家出をしたこと、一人暮らしをしたこと、その時のことを次の記事で書いていこうと思います。