nHappyもう辛いダイエットの時代は終わり!摂食障害は治せる✨

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一児の母になった私が今自分の親に対して思うこと。②

私が中2の時母はストレスと過労で倒れ1ヶ月ほど入院しました。


母が入院して、こんなに長く母と離れたのは初めてで、不安と寂しさが入り混じった感情になったのを覚えています。


母は、私たち兄弟が産まれてから初めて入院を機に休める事ができました。

ずっと働き続け、3人の子と精神病持ちの旦那の世話をしながら宗教の集まる場所にも週に3回顔をだし、奉仕活動もして、信仰心などを勉強し、自己犠牲を払うよう自分や子どもたちに支持する、受けるより与える方が幸福だということを教える、そんな生活を何年もよくやっていたなと思います。

この当時、母が私に八つ当たりしたり嫌がらせなどしたのは、私が融通が効かない子だから、母が可愛いと思えるような子じゃないからだとずっと思っていたし、お父さんがしっかりすれば、精神病になんかならなければお母さんはもっとちゃんとした母親だったのにと自分と親を責めていました。


今思うのは、この状況は誰も悪くなかったなというか誰が悪いとかじゃないんだなって思いました。

父が精神病になって働かなくなったのは、小さい頃の私にはなんでそういう状況になったのか全て把握していた訳でもないし、父は父なりに頑張って家族を守ろうとしたけどできなくて頑張りすぎてしまったのだとも思うし、お母さんが私に八つ当たりするようになったのはお母さんは私を愛していない訳ではなく、どうしていいか分からない不器用さや自分の中で本当の気持ちに蓋をし、宗教の教えを守って子ども達にも教えなければという思考もあって、当たりやすい性格だった私に当たってしまったのだと思うし、宗教で勉強していたのもこの時の大変な状況を少しでも変化できれば、少しでも心の拠り所にしたい、などの考えで辿り着いた場所だったのだろうと思います。

まあ、もっと違うやり方あっただろ。ともよく思ってたのですが笑

でも、お母さんはお母さんなりの、お父さんはお父さんなりの考えや苦しみがあったのだろうなと思います。

お父さんもお母さんもきっと「〜するべき」思考で自分自身を苦しめていたのだと思います。

私自身もこのあとに「〜するべき」思考は私を苦しめることになります。


そして入院を機に母はこの時のストレスのひとつであったお弁当屋のパートを辞めることになりました。


入院して、心も体も休めることのできた母は変わっていきました。


きっと入院する前の母は、この何年後に摂食障害になった私と同じく自分の気持ちに蓋をし続け、自分に「〜すべき」思考を自分に押し付けいじめていて、本当の自分を見失なっていました。

母になっても何歳になったとしても人間は不完全なものです。自分の中での完璧を理想を自分や人に押し付けるのは、苦しいものです。

でも入院を機に心と体を休めることができ、ストレスのひとつであったパートを辞める決意をして、少しだけ気持ちにゆとりができたのだと思います。


この時の父はというと、自分の友達が経営しているのもあって、関係が壊れるのを恐れてなのか、母がお弁当屋さんのパートを辞めることを反対しました。


この時私は誰も幸せになれない父の行動が許せず、母に「お願いだから辞めてほしい」と泣きながら訴えました。


この時入院して休ませることができた心と体の母は、自分の為の判断ができ、父に何を言われてもお弁当屋さんのパートを辞める決断をしてくれました。


穏やかな表情に戻ってきた母を見て私も安心したのを覚えています。




母親になったら自然と子どものことを第一に大事に考えられるものだと若いころの私は思っていたし、そうでなければいけないとも思っていました。

しかし、母になった今、自分で自分を満たし大事にしない限り、子どもにも優しくすることは難しいと知りました。

子どもは親が思ってる以上に親のことを見ていますよね。

お母さんには幸せに笑っていてほしい。

それだけで子どもは自分の存在を肯定することだってできます。

笑うだけじゃなく、泣いたり怒ったりしても、今の感情にしっかり向き合って、ためこまないようにすれば、自然と表情も穏やかになります。

ここで大事なのは負の感情ともしっかり向き合うこと。

母になったからといっても、大人だとしても完璧じゃない自分をまず受け入れて、自分を大切にしてる姿を子どもにも見せてあげることの方がハッピーなのだなと感じます。


いつも笑顔でいることなんてしなくていい。

泣いたり怒ったり、そんな人間らしい自分をこれからも愛してあげたいです。